基本情報
導入システム:スタンダード
檀家数:500~1,000家
開発機能:檀家分類/来寺履歴管理/催事情報管理/過去帳出力2タイプ/googleカレンダー連携 など
相談時の状況
今まで利用していた寺院管理ソフトが改元に対応せず、またソフト自体更新しないということで、これを機に複数人で同時管理できるクラウドシステムへの移行をしたいとご相談を頂きました。
檀家数や、檀家外、その他など細かく区別して管理する必要もあり、さらにお寺独自の管理方法もあるため、既存のソフトで不便だったところも合わせて改修をする事となりました。出先からでもスケジュールを共有できるようにしたいとのことで、googleカレンダーとの連携も行う事になりました。
開発した内容
・檀家分類
・来寺履歴管理
・催事情報管理
・過去帳出力タイプ
・googleカレンダー連携 他
檀家分類
ご住職と奥様、2名の寺務員さんで対応をしているため、必要な情報共有をもれなく行い、かつ檀家さんの対応をする際に過去のやりとりを思い出せる状態にしておく必要がありました。檀家さんの中でも対応前に過去の履歴確認が必要な人を一覧の色で見分けられるように分類をして登録することとなりました。このおかげで、過去にトラブルがあった檀家さんや、注意が必要な檀家さん、いつも贈り物をくださる檀家さんなどが一目で分かるようになりました。
来寺履歴
過去にどのようなやり取りをしたのかを時系列に保存する機能を追加しました。必要な情報が詳細に記録され、檀家分類と組み合わせて使うことで、見落としにくい仕様になっています。
催事情報管理
お盆と施餓鬼の申し込み状況、回向料・塔婆申込状況を記録し、受付名簿を出力する機能を実装しました。
時期が集中するため、1件1件登録し保存ボタンを押すのは手間がかかるため、まとめて入力し保存できる仕組みにし、入力作業をできるだけ早くできるように実装しました。
過去帳出力タイプ
檀家さんにお渡しするA4横のタイプと、ファイリングして管理するA4縦のタイプの過去帳をご希望のフォーマットで出力できるように実装しました。
googleカレンダー連携
葬儀や法事のスケジュールをシステムに入力するとgoogleカレンダーに同期するよう実装しました。
これにより、ご住職が外出中に葬儀や法事のお申し込みがあっても、リアルタイムに共有できるようになりました。
導入後の変化
檀家分類、来寺履歴の機能をうまく活用されており、複数人での情報共有がスムーズにできるようになりました。
パソコン、スマホ、そして出先からでも檀家情報を確認でき、便利に活用しているとのお声を頂いております。
また、随時機能の追加や修正のご相談を頂いております。