導入寺院インタビュー

西方寺

浄土真宗本願寺派 興国山 西方寺 様
2021年10月に檀家管理システム「お寺まもる君」を導入頂きました。
普段システムを利用されているご住職と奥様にお話を伺いました。

インタビュアー:西原

ざっくばらんに少しお話伺えればと思っています。宜しくお願いします。

システムを導入いただいたのが、1年半ぐらい前ですよね。そのときの課題感を改めてお伺いしたいなと思ってるんですけど、どういうところでお困りだったり、大変だったんでしょうか。

インタビュイー:奥様

システム導入する前の話ですか。私がそもそもこっちの人間じゃないので。地区とかも地域とかも全然わからなくて。紙媒体が多くて、探すのも大変で。パソコンでさって出てきたら楽なのになってことは言ってたんですよ。

(ちょうど寺院に電話がかかってくる)

インタビュアー:西原

そういえば、保育園にいるときに、こうやって電話がかかってきて、一旦こっちまで戻ってこないと、(情報が)わからないという話を(ご住職は)おっしゃっていて。その辺は解決していますか。

インタビュイー:奥様

保育園にパソコンがあって、それで見られます。タブレットの数を増やしたんですよ。ここと、あと、本堂でもよく門徒会費のやり取りとかすることがあるらしいので、向こうでも検索できるようにってことで。

インタビュイー:住職

そうそう、それは言おうと思っていたんですよ。タブレット代はかかるんですけどね。向こうでお勤めの準備してるときに、戻って来るの大変なので。タブレットを持って行ってたら、あっちで受け取りができるので。

インタビュイー:奥様

保育園でも見れるんだよね。

インタビュイー:住職

そう、保育園でも見れるんですよ。保育園もやっているので、今3ヶ所タブレット置いていて。それ以外でも見ようと思えば見れるので。そういった意味ではかなり便利。そこはクラウドの利点かなって思います。

インタビュイー:奥様

あとは、決算期に会費の納入状況がぱっと数字で出てきてくれるのはありがたいんですよ。

未納者リストがぱっと出てくるから、そこだけ印刷かけて。

インタビュアー:西原

今までは手作業ですか?

インタビュイー:奥様

そう、数えるときに台帳から手計算で。うちは門徒が千件を超えているので。何冊も見ていたし、名前ないときがあるんですよね。

例えば「あかさたな」で分けていたのに、「あ」のところにいないとか。施主の情報が変わって、有村さんって人だったのが、例えば和田さんとかに変わってるとか。そうしたときに、(システムだと)とにかく名前さえ入れてしまえば、見つかるので便利です。地区で分類されていたりとか。それが最大の利点だと思いますね。一発で出るっていう。

インタビュアー:西原

導入していただいて、業務は変わりました?

インタビュイー:住職

めちゃめちゃ変わりました。スピード感が違いますね。いや便利ですよ。よく目をつけたなと思いました。西本願寺とかはS社のシステムがおそらく多いんですよね。僕が西本願寺に勤めていたときはS社のシステムでしたね。

それを知ってたから、ずっとこういうのないかなと思っていて。以前頼もうと思ったんですよ、福岡の業者さんに。何年前かな。

それで、そのとき父に相談して。そう、確か導入費用100万とかだったので、「それは払えん」と言われて。でも入れなくてよかったと思って、絶対こっちがいいので、クラウドの方が。

インタビュイー:住職

とにかくもう業務はかなり半減っていうか。ぱっぱっと情報が出るので。印刷する時とかも楽です。

インタビュイー:奥様

二、三日かけてやっていたのが、多分1日で終わるね。

インタビュアー:西原

それはよかったです。ありがとうございます。

逆にリスクに思うことはありますか?

インタビュイー:住職

今の情報漏洩みたいなこと?もうそこは信用しています。もう今更というか。GoogleCloudとかにお金払ってるぐらいなので。クラウドサービスを利用することに抵抗はあまりないですね。

インタビュイー:奥様

時代なんでしょうね。今、どの会社もパソコン(システム)を使ってますよ。私も事務とかをしていたから、パソコンの方が助かります。

インタビュイー:住職

だからリスクをリスクとそこまで思わないでしょうにつきますね。でも、それはもう価値観の問題なんで。だってクラウドも爆発的に伸びたのって、きっとここ4,5年ぐらいですよね。

インタビュアー:西原

実はこのお寺まもる君は2014年からやってたんです。

インタビュイー:住職

あ、やってたんですね。

インタビュアー:西原

ですけど3年間、全然駄目でしたね。

インタビュイー:住職

なんでダメだったんですか。

インタビュアー:西原

クラウドはどこに預けているんだっていう。私達も具体的な場所は知らないんですよ。日本国内の西日本と東日本にサーバー拠点あるんですけど。セキュリティ上の兼ね合いで公開していないんですよ。

インタビュイー:住職

へぇそうなんだ。でもそれぐらいの方が安心ですよね。

インタビュアー:西原

そうなんですけど、そこがはっきりしないと不安だという話が多くて。

インタビュイー:住職

確かにそれは。

でも2014年って、まだサブスクっていうのもなかったですよね。ゲーム課金っていうのもまだ抵抗あるような時代だったじゃないですかね。アプリに課金するとか。

インタビュアー:西原

そうですね。なので、3年売れなかったです。

インタビュイー:住職

いやでも今は売れてるんじゃないですか?

インタビュアー:西原

いやいや、うちはカスタマイズしているじゃないですか。なので、ご契約頂いてIDをお渡して、はい終わり。とはあまりならないので。ちょっとずつ増えてはいますけど。

インタビュイー:住職

そうでしたね、(機能の)拡張したり、そのお寺に特化させるっていうのは面白いですよね。

インタビュアー:西原

最初はそうじゃなかったんですけど。結局、(住職の)皆さんのお話聞いてると、1個の機能にまとめられなくなってしまって。

インタビュイー:住職

そうですよね。何となく形は一緒だけど、違うお寺は全然違いますよね。

(リスクの話に戻って)

インタビュアー:西原

全然違いますね。祈祷管理したいというお寺もありますし。同じ真宗系の寺院でも月参りとか祥月参りとか。

インタビュイー:住職

向こうはそれがメインですもんね。

こっちはあまり祥月っていうのがないんですよね。年忌っていうパターンなので。その辺の地域性というのもあると思います。

インタビュアー:西原

あとは、通信トラブルとかがあると、もう全くダメになるので。。

インタビュイー:奥様

あ、確かに。台風の日は使えないですね。停電よくするので。

インタビュイー:住職

そうなると今はどうしようもできないので。私たちも紙管理の併用を勧めてます。寺院さんによっては年に1回、半年に1回と決められていて、その門徒(檀家)台帳を印刷されてます。

インタビュアー:西原

あーなるほど。
そういうの出してもいいかもね。

インタビュイー:住職

いやでも、うちは件数も多いから紙はあまり出したくないかな。SDGsで。

でも、それぐらいで、今のとこ本当もう悪いところってのはないですね。

インタビュアー:西原

ありがとうございます。
システムの速度はもう少し上げたいなと思ってます。

インタビュイー:住職

あ、速度は上げた方がいいと思います。でも速度って変えられるものなんですか。

電波状況じゃないんですか?

インタビュアー:西原

いろいろと工夫すれば。方法はあると思いますので、頑張ります。

インタビュイー:奥様

話が変わってしまうんですけど、今ぱっと思いついたんですけど、スキャンしたデータを保存できますって以前言われてたと思うんですけど。ネット上に保存されるのかそれともこのパソコン本体に保存されるのか、どっちですか?

インタビュアー:西原

ネット上になります。ここに上げればどの端末でも開けるってことですね。

本当簡単にしてあるところは、もうスマホでさっと撮影して、その写真をアップされてますね。

インタビュイー:奥様

じゃあ例えばこれ(喪主親族一覧)を、こうやって。

インタビュアー:西原

そうですね、そのまま保存でOKです。

そういう家族情報って、把握されておきたいところですか。他の寺院さんでは、ここの情報聞きにくいっていう話もあって。

インタビュイー:奥様

聞いちゃうんですよ私。

インタビュアー:西原

把握してる方がいいですよね。

インタビュイー:奥様

誰が誰かわかんなくて。連絡してこられる方が違うときに、名前を聞いたりとか、奥さんですかとか。何かしらのタイミングで聞けるときに聞いてたんですよ。

連絡先が入ってない人には、新しくシステム導入して、情報登録したいのでご連絡先聞いていいですかと聞いて。門徒さんの住所と電話番号を最近ちょこちょこ登録してるんです。

インタビュイー:奥様

多分人によりますね、聞く聞かないは。
私は聞いちゃうので。

ちょっと登録するので聞いていいですかって聞いてますね。だから割とここは便利かな。娘さんが来たりとかもあるので、登録さえしていたら、名前(苗字)違っていても検索できるので。

家族帳はできるだけ登録してるんですよ。誰が来てもいいように。

インタビュアー:西原

使っていただいた方がいいところだなと私たちも思っています。施主の方がお亡くなりになっていて、(お寺側に連絡もなく)ご家族も、現施主の方の住所も電話番号も分からなくなってしまって、それでもそのまま音沙汰なくなっちゃう。という話も聞くので、把握できるときにしておいた方が、そういうのは防げるのかなと思ってます。

インタビュイー:奥様

使ってます!

インタビュアー:西原

よかったです。

最後に今後期待することなどありますか?

インタビュイー:住職

とにかくもう最終的ここで全部お寺の事務は終わらせたいですよね。

やっぱり今、クラウドでエクセルデータとかWordデータとか持っていますけど。もうここで全部できると思うんですよね。

申込書も出せるし、予約管理もできるだろうし。法事とかの予約とかはやってる寺院さんもきっとありますよね。

とにかく、もう全部ここに集約した方がいいと思っています。

インタビュアー:西原

ありがとうございます。
今後また必要な機能が出てきたらご相談ください。頑張って作りますので。

今日はありがとうございました。
引き続き宜しくお願いします。

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