檀家継承に関する意識調査

檀家管理システム「お寺まもる君」（運営開発：株式会社インダーセンス、株式会社コラボプラネット）は、次期施主（継承予定者）、寺院関係者の方を対象に「檀家継承に関するアンケート」を実施しました。その結果の一部を公表します。

調査概要

調査対象：30代～60代の次期施主（継承予定者）、寺院関係者
調査日：2022年12月～2023年1月
調査主体：株式会社コラボプラネット
調査方法：インターネットによる任意回答
調査人数：次期施主（継承予定者）268名、寺院関係者54名

・8割以上の家が檀家継承すると想定している寺院が70%に対して、檀家を継承する意思のある次期施主（継承予定者）は20%という結果に。
・24%の次期施主（継承予定者）が、菩提寺の住職の名前も顔も分からないと答えた。
・檀家継承に取り組みを行っていると答えた寺院は44%と半数を下回った。

・8割以上の家が檀家継承すると想定している寺院が70%に対して、檀家を継承する意思のある次期施主（継承予定者）は20%という結果に。

現時点で檀家を継承する意思がある次期施主（継承予定者）は20％に留まり、半数以上が「検討中」「考えたことがない」と継承するかどうか決めていないという結果になりました。一方で、８割以上の家が檀家継承すると想定している寺院が70％にのぼり、双方の認識に大きなズレが生じているが分かります。

24%の次期施主（継承予定者）が、菩提寺の住職の名前も顔も分からないと答えた。

菩提寺の住職のことを名前も顔も知っていると答えた次期施主（継承予定者）は31％に留まり、24%の方が名前も顔も分からないと答えました。一方寺院側も、次期施主（継承予定者）を8割以上把握している寺院は31%に留まり、お互いに認識していない状況が分かります。

取り組みを行っていると答えた寺院は44%と半数を下回った。

檀家継承に向けた取り組みを実施している寺院は44%と半数を下回りました。実施している寺院は「次世代との接点をつくる施策」や「新しい供養形態の提案」などに取り組んでいます。

「お寺離れ」が叫ばれる昨今、檀家継承に関する認識にズレがあるように感じ、今回の調査を行いました。今回の調査結果を経て、想定以上に認識のズレが生じていることが分かり、システムの開発・提供者として、寺院と檀家家族との関係性を育むサポートができるよう機能のアップデートを行っていきます。

今回公表した結果は、アンケート内容の一部です。すべての調査結果をご希望の寺院様は、下記URLよりアンケートにご回答ください。ご回答頂いた寺院様に調査結果をお送りいたします。

※寺院関係者以外の方には全編公開をしておりませんので、ご了承ください。